業務内容の変更により仕事量と責任が増した。
会社役員 55歳 男性
胃の具合が思わしくなく内視鏡検査で機能性胃腸症と診断され、
内科から内科薬が処方された。
それで胸焼けや胃部不快感は軽減したが、同時に見られた頭の重さ、
不安感と動悸、肩こり、不眠などは変わりなく続き、
休日も疲れが取れず一日中横になっていた。
マッサージを受けてもその時は楽になるが、
またすぐに肩こりが出てきて悩まされた。
好きだったゴルフも全く行く気がしない日々が2〜3ヶ月続いていた。
採血検査、超音波検査などで器質的(内科的)な疾患は認められなかった。
→当院初診、心理テストでも治療を要する抑うつ状態という結果が出て、
抗うつ薬主軸の治療を開始した。内服2週間後には上記症状の明らかな軽減を自覚できたという。
会社員 男性 42歳 新宿
上がり症の治療を求め内科(心療内科)を受診、内服薬を処方され薬の袋に書いてある通り継続的に内服していた。
しかし、なかなか困らずつらくない程、心配がなくなる程の改善を自覚できなかった。
医師から特に具体的な対処法の説明もなかった。
そこで転院し、当院の受診となった。
経営者 54歳 男性 渋谷
工業製品の大規模な見本市にしばしば出店しなければならないが、出店の数日前から極度に緊張して不眠になってしまう。
出店当日の早朝になると、緊張のあまり息苦しくて過呼吸となり、その結果気を失って救急車で運ばれてしまうことが何度か続いた。
通常の店舗での販売ではそのような症状は出ず、全く問題がない。
救急病院の先生から精神科、メンタルヘルス受診をすすめられ、何とか症状を改善したいと思い、受診した。
ダンス 女性 27歳 代々木
10年以上ダンスをしている。
練習中は褒められるほど上手くダンスができている。
けれども本番ではいつも緊張のあまり体が強ばってしまい、スムーズな動きが出来ずに必ず失敗してしまう。
本番に慣れることができず困っていたところ、ダンス教室の先生から最近は薬の内服他で治る人が結構いるらしいと言われ、精神科を受診した。
会社員(営業) 男性 32歳 新宿
仕事で運も悪く大きな失敗を何度か繰り返してしまった。
ある時上司と話している最中にひどくあがってしまいしどろもどろになった。
その後、上司の顔を見る度に緊張で体が震えてしまい、まともに意見を言えなくなってしまった。
それ以前は、問題なく上司とコミュニケーションがとれていた。
この症状を改善し、営業の仕事を円滑に進めたいと思い受診した。
会社員 男性 43歳 新宿
中学生の頃から上がり症を自覚していたが、困るほどではなかった。
社会人となり、回数は少ないが大人数の前で話す機会がしばしば出てきた。
ある時、話している途中に緊張感で頭が真っ白になってしまい、とても恥ずかしい思いをした。
その後、大勢の前で話す予定が入ると不安感が強くなり、前夜になると不眠になってしまう。
翌日も動悸や冷や汗が生じ、話したいことの半分も話せずにさっさと終えてしまうようになった。
その結果、社内での評価も落ちてしまい、このままでは仕事にならないと思い受診した。
➡ 日常の業務では症状が生じることはなく、また症状の生じるような場面の頻度は比較的少なかったので、(患者さんのご希望もあって)緊張場面のある当時のみ使用する内服薬(頓用)を処方し、同時に精神療法も行った。
現在は処方(頓用)で使用する薬の量も減量できている。
大学教員 37歳 男性 新宿
大学ではいつも問題なく講義を行っている。
学会報告となると必要以上に緊張してしまい、手足の震えや冷や汗が止まらず、上手くプレゼンテーションができない。
何度か報告を重ねれば慣れると思っていたのに、
会社員(営業) 45歳 男性 新宿
営業部で昇進し責任ある立場を任されたが、難しく、同時に折り合いをなんとかつけなければいけないケースが急に増えてきた。
ある時に緊張し、頭が真っ白になってしまうほど自失してしまった。
それ以降、
ピアノの演奏会 24歳 女性 渋谷
発表会で緊張が強く、特に独演会の時に緊張してしまい、ミスしてしまう状況が何年か続いた。
レッスンでは、これまで上手く演奏できている。
練習と馴れだけでは、
SAD 大学3年生 21歳 男性 新宿
就活に向けてインターンシップに参加した。
人前で意見を述べたり、営業の電話対応するのがとても苦痛に感じた。
そもそもあがり症の傾向があって人前で目立つことを避けてきた。
インターシップでその苦手意識、あがり症を克服しようと思ったが、かえって就職することが怖くなった。
このままではまずいと思い受診した。
会社員 24歳 男性
学生時代は生徒会など大勢の前で話をしても平気だった。
ところが社会人となって頻繁にプレゼンを任せられるようになり、たまたま一度うまくいかないことがあった。
その時は、発汗、赤面、ふるえ、動悸を伴う緊張があらわれ、頭が真っ白になってしまった。
会社役員 42歳 男性
子供の頃、教科書の音読の際、緊張してしまいしどろもどろになってから注目されることが恐くなり、今まで会議の席ではなるべく発言を控えていた。
事務職 26歳 女性
元々緊張しやすい性格と自覚していた。
部署の変更で電話対応の機会が多くなった。
会社員 34歳 女性
元々お腹が弱い方で、学生時代よりテストの時などストレスを感じる時、下痢をして困った。
フリーランス 26歳 女性
多忙で睡眠があまりとれない日々が続いていた。
仕事に目まぐるしく追われるなか、ある日突然、吐き気と動悸が不安感と一緒になって出現した。
会社員 43歳 男性
数年前、出向先から本社に戻る時、通勤時の電車内で突然ひどく動悸がし、胸が締め付けられるような感じで冷汗が出てきた。